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担当者 木の語り手「キブリオ 戸田昌志」について



初めまして、戸田材木店・セルバ、ホームページ担当の戸田昌志です。
この度は数多ある会社の中から弊社をご覧いただき有難うございます。

先ずは私の自己紹介をさせてもらいます。
名前は何と読むと思います?!とても簡単な様で、生まれてこの方正確に読んでもらったことはありません。
「昌志」この字で「しょうじ」と読みます。


歳は1976年3月生まれの牡羊座です。
子供のころは「早生まれ」という言葉を知らず育ったので自分は気にしていませんでしたが、母は周囲のこどもよりも体力的に劣るのではないかと少し心配していたそうです。
しかし体育は得意でしたので、特に苦にはならなかったのですが実は私にとってはそんなことよりも、いつも話題になる「同学年の子よりもいつも年下」という事の方が気になっていました。やっぱりたまにからかわれるのです。
早生まれの方は、そんな想いされたことはないですか?!


趣味は高校生で始めたスキー、巨樹巨木巡り、普段は出せない車の性能で楽しむサーキット走行、建築・木材に関する書籍や小説・人生訓などの読書、意外と木材と共通点のあるワイン蒐集・・・です。

スキーは高校3年間くらいしかまともに出来なかったので、現在でもたいした腕前(脚前?!)ではないですが、現在はわが子たちに、私自身が取得することの無かったスキーの検定を取得させるべく、子供たちと共に、自身も精進するウィンターシーズンです。



巨樹著名木巡りはその字の通り。全国の巨樹著名木に逢いに行っています。
時には膝まで雪に埋もれながら進んだり、人気のない一本道を不安になりながら延々探したりと面白い経験もしながら、生き物としての先輩達に会ってきました。数百・数千年の樹齢を数える木々にはやはり自然と畏敬の念が生まれ、自分が如何に小さいかを感じさせてくれる貴重な機会です。



サーキット走行は、「まだそんなことやってんの?!」と小馬鹿にされることもしばしばですが、私、何でもものすごくハマってしまうタイプでして、車の性能とタイヤの性能の限界付近をコントロール出来たときの喜びといったら、言葉では言い表せません。むやみやたらとスピードを出すのではなく、自分の車を手足の様に乗りこなしたときの喜びを求めている、と表現すればいいでしょうか。もちろん、それ以外のところでは大人しく・・・・・?!



読書は、中学時代にちょっとしたことでー時期走ることができなくなった(もちろん、自分の足で・・・)時期があり、その時初めて読んだ小説に心奪われ、以来、「本は知識と教養の泉」をモットーに、読み進めているのですが、最近はゆっくりと読む時間がとりづらいのが悩み。



ワインというのはただ単に流行りに流されてきたわけではなく、これも「同じ銘柄のワインなのに味が全く違う!」、「隣の畑なのにどうしてこんなに違うのか?!」という蘊蓄好きの私にはハマって下さいと言わんばかりの題材で、木材と同じように産地や生産者の違いがそのまま出るところに興味が尽きません。
もちろん、そんなことをしながらも休みの日は家内や子供達と出かけたり遊んだりする時間を楽しんでいます。



ここで一つ、材木屋の家庭で育つというのはどんな感じか、私の子供の頃のエピソードを紹介しておきましょう。
担当の実家は、もちろんの事乍木造軸組みの家で、弊社社長が手掛ける材木屋の建てる家の代表格でしたから木材がいっぱいの中で育ちました。5月5日には桧の大黒柱に背丈を刻み、床に寝ころんでは梁から滴る松ヤニを眺め、忍び足で上り下りする階段は意に反していつもミシミシと音を立てていました。
小学生の頃、居間にて家族で大きな独楽を回していた時のこと。父がはりきって回そうとした独楽が、小上がりのある和室の敷居に勢いよく直撃しました。見事に独楽の芯が直撃したために、敷居は「ボッコリと」へこんでしまいました。綺麗な柾目の部分が台無し・・・しかしそれでも慌てるでもなく、いつか傷がつく、というくらいで傷を気にする私をよそにその後も独楽回しを楽しんでいた記憶があります。

そんな中での生活が当然でしたから、家は傷がつくもの、フローリングは音がするものだ、と思っていたものの、大人になって実際自分が木造建築仕事で見たものは「傷がつきにくい、木の見えない」家でした。



「どうしてもっと木材を使わないのか?!
傷がつかない木質材料ではなく本当の木材の良さを伝えたい」



そう考えて「戸田材木店木の虫ブログ」を始め、ご自身で「木材難民」と
称するような木材の事を相談して購入できる場所を探して困っておられる
方と巡り逢う機会をたくさん頂きました。
これからも、お客様に喜んで頂ける木材を届けたい。喜びを共有したい。
そして皆が笑顔になるように。
そのために、木が好きな材木屋が選び抜いた木材を紹介していきます。

傷がついても、音がしても、心に残る木材を・・・



そんな私が木材に深く興味を持つ理由は、「似た木材同士、何が違うのか?!」そしてそれを追求していくと様々に派生する仲間の存在に気付き、
「世界中の木材を見てみたい、触りたい、集めたい」そして「その性質を
知って材料を求めているお客様に伝えたい」という想いが生まれたからです。だから木材は趣味でもあり商売でもあり・・・

いえ、商売なのですが、自分が求めているからこそ出会うことのできる木材や、知ることができる気づきがたくさんあります。それが他の材木屋さんとの大きな違い、だと思います。



なんでもハマってしまう、木にこだわる材木屋「キブリオ 戸田昌志」が木にまつわる話をじっくりと語らせていただきます。
キブリオは、私の大好きな本の魅力を語ることのできるビブリオの様に、工場から出てくる一商品となって扱われてしまう現在の木材に、山や産地、製作に携わっている人たちの想いとその木のストーリーを語るのがキブリオ。
木の語り手というわけです。